みーつけあのちょっと耳寄りコラム – 2019年 第3号

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介護の価値とケアの価値

みーつけあのちょっと耳寄りコラム 2019年 第3号

厚労省は4月13日「介護の生産性向上のガイドライン」を公表した。

その概要の中には「介護の生産性向上は、質の高いケアを届けることで介護に対する認識を利用者・家族・介護職員自身がより価値を感じられるようにするという観点で介護の価値を高めることと読み替える。」とあった。

そこで「介護」と「ケア」が持つ言葉の微妙なニュアンスの違いについて考えてみた。

「ケア」とは「介護」と同じ言葉なのだろうか。

介護は出来ないことを手伝う、受ける人の尊厳を護るという意味を持ち、そこには専門的知識や技術を伴っており、そこに価値を見出せる。
しかし「ケア」とはもっと広義に使われることが多く、介護を必要としない人たちも様々な「ケア」を受けながら暮らしている。

そう、人の暮らしが滞りなく営まれるには、様々な「ケア」が介在する。それらは「誰か」が担っているが可視化されにくく、その価値を認められにくい。
このことに気づかないまま生産性向上を掲げ進めていくと、切り捨てられることの中に大切なことが埋もれてしまう恐れがある。

介護支援専門員としてはそれらの価値を社会に認められるような発信も必要だと考えている。

※本記事は2019年3月に作成されたものです。また、本記事の無断転載を固くお断りいたします。

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