みーつけあのちょっと耳寄りコラム – 2019年 第4号

みーつけあコラム BLOG

去る3月15日に経済産業省の勉強会である高齢者の就労についての研究会にパネリストとしてお呼びいただき、前職から取り組んでいる「介護業界の分業化」について、お話させていただいた。
すでに現場で実践し、高齢者や主婦などの活用に成功している二つの事業者と一緒に登壇して意見交換をさせていただいた。

介護の仕事は、一人の人がやるには大変すぎる。

介護が極めて高度な専門職だと言われるのは、一人が行うべき業務が多岐に渡っており、かつ分業化されておらず、複雑に絡み合った複合体として業務を形成しているからである。
ただこれではチームで支え合う体制が取りにくい。その課題に気づいたいくつかの事業者は、仕事を分業するという変化を選択した。それが大きな成果を上げている。

シンポジウム終了後、会場の方から「非常に良い取り組みで、お話を伺っているとやらない理由がないように思うのですが…」という質問を受けた。

パネリスト3名は顔を見合わせて黙り込んでしまった。その通り。やらない理由は何一つない。実践している事業者はやって良かったことだらけなのだ。

新しいことを試すのには結構勇気がいる。
ただ、新しいことに挑戦して失敗した、という話はあまり聞かない気がする。

変化を拒み現状に安寧とすることのほうが、結果として変化する世の中から取り残されて後悔するという結果に繋がっているのかもしれない。

※本記事は2019年4月に作成されたものです。また、本記事の無断転載を固くお断りいたします。

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